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痛くない乳がん検診
乳がんとは
乳がんは、乳腺組織にできるがんであり、日本人女性がかかるがんの中では頻度の高いがんとなっています。
罹患率は40代後半にピークを迎え、ほかのがんと比べても患者の年齢層が若いという特徴があります。
乳房は皮膚と脂肪と乳腺組織からできています。
乳腺は、「小葉」と「乳管」に分かれており、これらに発生する悪性腫瘍が乳がんです。
症状として一番多いのは乳房のしこりであり、がんの初期では痛みがないことが多いです。
乳がんが進行してくると皮膚のただれ、乳房の左右差、えくぼのような凹み、乳頭から血液が混じった分泌物が出ることもあります。
また、乳房の周りのリンパ節や他の臓器(肺・骨)に転移することもあります。
乳がんのリスク要因として、以下のものがあげられます。
- 初経年齢が早い
- 閉経年齢が遅い
- 出産経験がない
- 初産年齢が高い
- 授乳経験がない
- 閉経後の肥満
- 飲酒の習慣がある
- 1親等の血縁者に乳がんや卵巣がんの患者がいる
- 良性乳房疾患の既往歴がある
乳がんは早期に発見することができれば比較的治りやすいがんでもあります。
検診を受けて早期に治療をすることが大切です。
マンモグラフィーとの比較
日本人を含むアジア人女性では、欧米人と比較してマンモグラフィでがんが隠れてしまいやすい、真っ白な乳腺(デンスブレスト:高濃度乳房)の方の割合が多いとされています。
ドゥイブス・サーチではマンモグラフィと違い、乳腺の濃度の影響をほとんど受けないため、どんな方でも問題なく受けていただけます。
マンモグラフィ
乳腺が白いので、がんが見えない。
ドゥイブス・サーチ
乳腺に邪魔されず、がんが見つかる
また、マンモグラフィでは乳房を圧迫して撮影を行うため、痛みを伴いますが、ドゥイブス・サーチでは検査着を着たままベッドにうつ伏せに寝て頂くだけで、検査ができるため痛みがありません。
検査を受けていただく際には検査着だけではなく、ケープもご用意しております。
検査待機の様子
検査の様子
乳房DWIBSがおすすめな方
- マンモグラフィは受けたくないが、乳がんが気になる方
- 乳房を人に見られたくない方
- 乳房インプラントが入っている方
- ご家族で乳がんになったことのある方
- 検査の被ばくが気になる方
乳房DWIBSが優れているところ
どの年齢の方にもお受けいただけます。
本検査は放射線被ばくが一切ないので、くり返し受けても安全です。
対策型検診(2年に1度無料でマンモグラフィが受けられる公的な検診)の対象にならない40歳未満の方にも多く受けていただいています。
注意事項
- 脳動脈瘤クリップの一部には,MRI検査ができないものもあります。
- カラーコンタクト、補聴器、入れ歯、ウィッグなどは取り外していただきます。
- 心臓ペースメーカーの入っている方、妊娠中(またはその可能性がある)の方は検査をお受け頂けません。
- 生理開始5日~14日推奨。
- その他、不明な点などございましたらスタッフにお声掛けください。